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詳細説明-2
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マイクロコンテンツにはどのような効果があるかを見てみたいと思います。
これはマイクロソフトのゲーム開発者が行った「ユーザーが何秒集中できるか」という実証実験の結果ですが、2000年代は12秒集中することができたそうです。それが2013年になるとたった8秒しか集中して物事を考えることができなくなった。金魚の集中力は9秒だそうで、最近の若者は金魚よりも集中することができなくなっているという調査結果が出ているようです。
右上はウェブページの閲覧時間をある大学の先生が調査した結果です。ウェブ閲覧の50%が10秒以内に次のページに移っているということで、これは学生に限らず我々もウェブページをさっと見ながら必要な情報をどんどん拾っています。集中力がないという否定的な表現をするよりも、短時間で要点を掴む訓練を我々現代の人間はできるようになってきたと考えることもできます。
右下はNPO法人になる前に『産経e-カレッジ』というので産経新聞社と大学の講義を公開しようと試みをしたときのビデオ閲覧時間を示しています。ピークが1分のところになっています。このことから昔からウェブページというのは1分程度がコンテンツとしては適していると考えることができます。
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マイクロコンテンツを教育に提供すると集中して短時間で学習することができる、すきま時間で学習できる、コンテンツ制作が比較的楽、モバイルラーニングに適している、そして最近特に言われているのがマイクロコンテンツであれば組み合わせて学習することができる。CHiLO Book1冊を一コマ分として作成すると15冊で一年分、2単位分の学習に相当します。
なぜ細かくするのかというと、組み合わせて学習することができるメリットがあるからです。オンラインの世界ではこのようなマイクロ・クレデンシャル、小さな単位ということで、MOOCを始めとしてMITなど最近ではオンライン学習の基本的な方法となっています。