TIESのブログ

敬語の勉強

メールでサポート対応をする中で、自分の敬語の使い方について思うところがあり、専門書を買って勉強しています。
専門書とはいっても自分が買ったのは文庫本サイズのもので、電車の中でも気軽に読めるのが良いところです。

たとえば、「させていただく」という表現。

IT業界ではよく誤用や多用が問題視されますが、言葉自体がおかしいというわけではなく
本来は下記のような使い方をします。

・相手に許可を得る場合(~させていただけませんでしょうか など)
・相手に恩恵を与え、高める場合(パーティに出席させていただきます など)

その範囲を超えて、例えば上司の指示に対して「はい、~させていただきます」と言ったり、
訪問販売のセールスマンがやってきて「新商品のご案内をさせていただきます」と言うのはおかしいというわけです。

ただ、区分はあいまいで、「休業させていただきます」という言葉は
対象がはっきりしなくておかしいという人も、敬語の広がりとして許容範囲であると言う人もおり
なかなか難しいところです。

「させていただく」だけではなく、敬語はメール対応の基本になる重要な要素なので
しっかり勉強したいと思います。

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