TIESのブログ

親指シフトキーボード

さて、先日の記事にもありますように
CHiLO Book作成においてテープ起こしをおこなう機会がありました。

基本的には外注をしていますが、場合によってはこちらでおこなうこともあります。
しかし、やはり70%程度の速度で再生した音声であっても、何度か聞きなおす必要があり、
作業には時間が掛かってしまいます。

もっともっと早く入力が出来れば…。
そう考えていたところ、そういえば…と思いついたことがありました。

入力打数を減らせばいい。
パソコンを使う際、大方の人はローマ字入力をされていると思います。
ローマ字入力で日本語を入力する際には大半は2打鍵が必要ですが、
かな入力の場合、1打鍵でいいので、同じ速度で入力した場合2倍の速度で
入力が可能となります。

また、ローマ字入力をおこなうメリットというのは、
英字の打ちやすさと、覚えるキーの少ないことが挙がり、
日本語の打ちやすさというのは元々考慮されていないのです。

ただしかな入力にもデメリットはもちろんあります。
覚えるキーが多いことや、キーボードを4段使わないと
入力が出来ないため、習熟が難しいということがあります。

そこで、親指シフトキーボードという日本語入力に特化したものがあります。
kbfmvkb611[1]
『親指シフトキーボード』
《画像引用:『親指シフトキーボードを普及させる会』ホームページ、http://www.oyayubi-user.gr.jp/、2013年07月18日》

1番上の数字キーの列は使わずに、親指部分にある2つの専用のキーを使うことで
ひとつのキーに2つ~3つのかなを割り当てるというものです。
これにより、かな入力の全てを1打鍵(同時押し含む)で入力が可能となります。

ローマ字入力に慣れきった手では覚えるのに時間が掛かるかもしれませんが
慣れると話し言葉くらいなら聞きながら入力出来るそうなので、
試してみたいと思います。

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