今日はEPUBでテーブルタグの表を使う調査を行いました。
これまでのCHiLO Bookでは、表は底本にあるものを画像化して
貼り付けていましたが、これを文字列(テーブルタグ)で表現しても
問題なく見ることができるかを見ていったわけです。
結果として表は表示できましたが、以下の問題点が見つかりました。
- 表の途中で改ページが発生し、途切れる場合がある
- 列の数や単語の文字数によっては、表が画面外にはみ出てしまう場合がある
普通のWebページだとどちらもスクロールすれば見ることができますが、
電子書籍は文字列の表示範囲が画面内に固定されているため
上記のような問題が発生してしまいます。
画像であれば、画像の前に改ページが入るため、表が途切れることはありません。
また、画面外にはみ出るのもスタイルシートで大きさを指定すれば防げます。
とはいえ、文字列の表もしおりをつけたり、文字の大きさを変えられるという
メリットがあるので、それらを考慮して、文字列にするか、画像にするか
決める必要がありそうです。