TIESのブログ

7Zipのチェックサム計算機能

以前、課題の一括ダウンロードでファイル名が文字化けする問題の記事で、7ZipなどのUnicodeに対応した展開ソフトを使えば文字化けしないという話をしましたが、その7Zipが最近バージョンアップし、15.12(正式版)になりました。

この7Zip、実はファイルの右クリックでチェックサム計算ができるようになっています。

checksum

これを使えばUSBメモリなどでファイルを別PCに移動したとき等に、ファイルが壊れていないか簡単にチェックすることが出来ますね。

以前のバージョンにも機能自体はあったかと思いますが、右クリック表示のトップに「CRC SHA」と表示されるようになり、より目立つようになりました。便利。

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Moodleでセンター試験(数学)風のクイズ画面

Moodleの小テスト機能を使用して、数学の問題を解くとき、解答欄を記述形式にしてしまうと採点が面倒そうなので、大学センター試験のように、マークシート的な感じで表現できないか試して見ました。

問題作成にあたり、数式表現のため、MathJax(もしくはTeX)のフィルターを有効にし、
問題形式には穴埋め問題(Cloze)タイプで作成しました。

作成、、
20151208_1

案外悪くない気がします。解答もしやすいですし。
20151208_2

蛇足までに、数学のセンター過去問を見ていて思ったのですが、
解答欄の手前にあるマイナス記号(-)は、表示してしまっていいんですね。
(マイナス記号の表示有無で正答に影響がでるような簡単な問題ではないということでしょうか・・・?)

 

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サムネイル作成

新しいCHiLO Book作成に向け、まずはサンプル版Bookの作成を進めています。
今回はその作業の内のサムネイル作成についてのお話です。

サムネイルとは、単なる小さな画像です。
これは、大きな画像や動画を一つ一つ開けなくても一覧で見られるようにし、
目当てのファイルを見付けやすくするためのものです。

CHiLO Bookの場合、一覧で見ることが目的ではないのですが、
Book内の動画は再生前は真っ暗になっており、
真っ黒な枠が何個も続くと見栄えが悪いため、
また、ファイルが判別できるようにサムネイル画像を埋め込んでいます。

画像の作成は、vlcメディアプレイヤーというフリーのソフトの機能を使用し、
スクリーンショット 2015-12-07 14.23.57

画面のスナップショットを作成します。

細かな設定などは出来ませんが、保存場所やファイル形式、
デフォルトのファイル名などを設定出来ます。
無題

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Mathjaxを使ったEPUB

現在Mathjaxを使ってサンプルのEPUBを作っています。

Mathjaxといえば MathMLへの対応のようにリーダー側の対応や表示等に問題があり、本式には採用していませんでしたがが、今回久しぶりにファイルを引っ張り出してきてCHiLO Producerに組み込んでみました。

なにぶん去年テストに使ったファイルなので、Mathjaxのバージョンが古いかもしれませんが、開発中のCHiLo Reader(Android版)で見る限りは、ちゃんと数式を表示できているようです。

また、今回は素材テキストがTeXのコードだったのですが、それもちゃんと変換されました。
ただ気をつける点として、TeXでよく使う半角の&記号は&と書かなければならなかったりするので、ある程度はノウハウを蓄積していく必要はありそうです。

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Android Studioでreadiumをインポート

Githubにあるreadiumの一覧にある、SDKLauncher-Androidというリポジトリを見てみると、
WikiにAndroid Studioへのインポート方法が記載されていたので試してみました。

無事インポートできました。そのままビルドもできました。
20151203

作業中、2箇所引っかかりました。
・9. Select project SDK. Here I select Android API 21 Platform > Next
無視してAPI23(andorid 6.0)で進めたら、インポートするところまでは進むのですが、デバックが実行できませんでした。
ちゃんとAPI21にしたらデバックできました。書いていることは守ろう(API19でも動いた)
・15. ./ndk-compile.sh build
ndk見つからないよ、パス指定して!と言われました。
どこかに置いていたかもしれないのですが、思い出せないので、配布ページから落として入れました。
入れた後、" ./ndk-compile.sh build [ndkの場所] "を入力して先に進みました。

ただ、引っかかったのはそこだけで、他はスムーズに進みました。
(なんか、手順見ながらすんなり進んだの久しぶりな気がします。。)

後、ついでにAndroid Studioを使用して、前回Xcodeで作成したテスト用に作成したアプリを移植してみました。

移植時、挿入した画像のファイル名が、先頭大文字やハイフンが入っていると駄目とのことで、Android Studioさんに怒られて直しました。
iOSとAndroidアプリの両方作成する時は、ファイル名をAndroid側に合わしたほうがいいのかな?

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サンプル用のちっちゃい動画作成

以前にさらっとご紹介したAppについて
試作アプリの公開用に動画の加工をしました。
といっても、配布ページや紹介用とかいうわけではなく、
このブログに貼り付けておくだけの適当なものです。

そういうわけなので、操作しているシーンを適当にデジカメで撮影してもらい、
動画の素材を受け取りました。

うーん、撮りながら操作しているからか、映像がぶれぶれですね。
前後の不要な箇所と音声をカットして、軽くしてとのご要望。
CHiLOBook用の動画作成で軽い動画の設定にはある程度慣れています。

前回ご紹介したこの動画が7.06MBから281KB 7.06B 281KB

次回ご紹介するこの動画が6.51MBから216KBになっています。

解像度を640x480から480x360に変えて音声と不要な前後シーンをカットして、movからmp4に変換。
それだけでこんなにも容量が減るものなんですね。

このくらいの動画でも、動きを見せる用途としては充分です。
GIF形式での作成も考えたのですが、こちらの方がすぐに取り掛かれたので今回は動画での作成となりました。

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資料の表示方法の見た目2015

かなり前になるのですが、ブログでTIESのファイル(PDF資料)の表示方法のオプションについて記事にしたことがあります。

資料表示方法の見た目(PDFの場合)

この内容を、現在のTIESV8.7に沿うよう修正し、TIESのマニュアルに掲載しました(【⑧の表示方法の設定について】)。

hyouji

ちなみに何を修正したかというと、デフォルトの表示方法が埋め込みではなくオープンとなっています。
埋め込み表示にした場合、IEではPDFリーダーのツールバーが出てしまい表示がおかしくなるので、特段の理由が無い限りは、埋め込みには変えないほうがよさそうです。

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