TIESのブログ

UUID入力時の仕様改善案(2)

先日の記事の続きです。

前回、urn:uuid:をブックテンプレート側で自動的につけるようにして、structure-books.xlsxでは入力不要なように仕様変更を検討しています。と書きましたが、確認したところ、この改善案に一つ問題が見つかりました。

仕様変更以前のstructure-books.xlsxには、既に"urn:uuid:"が入力されています。
そのため、出力すると、EPUBのパッケージドキュメントのidentifierの部分が、”urn:uuid:urn:uuid:9b76b29d-e3dc-4b99-8cfa-d764a0fe979a”のようにURNスキームの記述が重複してしまうんですね。

そこでブックテンプレートを更に改修し、structure-books.xlsxに"urn:uuid"が既に入力されている場合は、ブックテンプレート側では"urn:uuid:"の追加を行わないようにしました。

互換性が保ててバッチリですね。

動作確認の後、CHiLO ProducerのGitHubに反映する予定です。

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