先日の記事の続きです。
前回、urn:uuid:をブックテンプレート側で自動的につけるようにして、structure-books.xlsxでは入力不要なように仕様変更を検討しています。
と書きましたが、確認したところ、この改善案に一つ問題が見つかりました。
仕様変更以前のstructure-books.xlsxには、既に"urn:uuid:"が入力されています。
そのため、出力すると、EPUBのパッケージドキュメントのidentifierの部分が、”urn:uuid:urn:uuid:9b76b29d-e3dc-4b99-8cfa-d764a0fe979a”のようにURNスキームの記述が重複してしまうんですね。
そこでブックテンプレートを更に改修し、structure-books.xlsxに"urn:uuid"が既に入力されている場合は、ブックテンプレート側では"urn:uuid:"の追加を行わないようにしました。
互換性が保ててバッチリですね。
動作確認の後、CHiLO ProducerのGitHubに反映する予定です。