TIESのブログ

発表者ビューについて

on 2015年4月15日

収録サポートを行う際、
初回は良いこと悪いこと含めて色々と不測の事態が起こります。
この1週間で数回分のネタが溜まりましたので、
機材ネタの日はしばらくそんなお話が続くと思います。

さて、今年から収録用PCのOfficeが全て2013に更新されました。
こういったソフトウェアの更新があると、
慣れない内は思わぬ盲点が潜んでいたりします。
今回はそんなお話です。

講義の録画を開始してから、先生から連絡がありました。
「プロジェクタに画面が映らなくなった」
何点か確認する点をお伝えし、対応に向かいました。

症状としては画面反映がプロジェクタに映す「複製」から
複製
マルチモニタ等で使用する「拡張」になっていたようです。
拡張

先生が意図せずに偶然切り替えてしまったのでしょうか?
しかし、切り替えは『windwsキー+P』。偶然押すようなキーではありません。

気に掛かったので調べてみると、
PowerPoint2013ではスライドショーの発表者モードというものが初期設定となっており、
発表者モードの状態でスライドショーを終了すると、
なぜか画面反映が『複製』から『拡張』にと自動的に切り替わるそうです。
発表者モード
(発表者モードの参考画像)
参考サイト:PowerPoint でスライドショーを終了したらモニター画面が「拡張」に!: 世の中は不思議なことだらけ

発表が終わった後、不要な画面を見せないようにとの配慮でしょうか。
スライドショーを流しながらも、次のスライドやアニメーション、メモ書きを自然と確認出来るのは便利そうですが、
終了時に勝手に反映が切り替わってしまうのは注意が必要ですね。

画面自体を収録するのと、終了時に画面反映が切り替わってしまう都合上、
収録では発表者ビューは使用しないことになしました。
ただ機能自体は便利そうです。