2015年01月発信
報道・教育関係者 各位
NPO法人CCC-TIES シンポジウム事務局
◆◆ TIES シンポジウム開催 ◆◆
『デジタル教科書と教材流通による高等教育の豊富化と質保証、そしてCHiLOの未来』
主催:NPO法人 CCC-TIES
後援:日本電子出版協会(JEPA) / 大学eラーニング協議会 / 帝塚山大学
協賛:株式会社きんでん / 株式会社mokha / エル・ピー・ティー コンサルティング合資会社
株式会社内田洋行 / 丸善株式会社 / 有限会社うえだうえおうぇあ / 東風情報技研株式会社
そうした中で、当法人が開発したラーニングシステムCHiLO (Creative Higher Education Learning Object) は、世界的に見てもデジタル教科書の先駆的な実装例であり、既に放送大学MOOCのプラットフォームをはじめとして、幾つか実用的に利用されています。
本シンポジウムでは、電子書籍、OER(インターネット上で公開されている教材)などの専門家が一堂に会し、高等教育におけるデジタル教材の活用と流通の未来と課題に関して議論し、CHiLOの今後の役割を見極めます。
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ シンポジウム概要 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
開催日:2015年 3月14日[土] 13:30~18:00 (受付・開場:13:00〜)
場所:大阪大学 中之島センター 7F 703教室
参加費:NPO法人 CCC-TIES会員:1,000円 非会員:2,000円
13:30~ 開会挨拶
○帝塚山学園 学園長 / NPO法人CCC-TIES 理事長 柳澤保徳
13:35~ (基調講演)デジタル教科書の最新動向
○上智大学 教授 田村恭久
14:25~ (記念講演)「学士力養成のための共通基盤システムを活用した主体的学びの促進」
○千歳科学技術大学 教授 小松川浩
(パネルディスカッション)高等教育のオンライン化におけるデジタル教科書と教材流通
○(座長)放送大学 教授 山田恒夫
第1部:発表
15:10~ 教育のオンライン化と大学図書館
○千葉大学 教授竹内比呂也
15:30~ オンラインコンテンツにおけるDOIの役割
○国立情報学研究所 教授 武田英明
15:50~ JEPAの電子教科書への取り組み
○日本電子出版協会 事務局長 三瓶徹
16:10~ 次期システムTIES V9とCHiLO
○NPO法人 CCC-TIES 事務局長補佐 堀真寿美
16:40~ 第2部:討論
○(パネリスト) 竹内比呂也 / 武田英明 /三瓶徹 / 堀真寿美
17:30~ クロージング
○帝塚山大学 学長 / NPO法人 CCC-TIES 理事 岩井洋
インターネット
https://www.cccties.org/event/event_14/e20141128/
FAX
(1)お名前(フリガナ)、(2)ご所属、(3)ご所属の部署、(4)TEL、(5)e-mail、(6)情報交換会の出欠
企業名:NPO法人CCC-TIES
担当者名:シンポジウム事務局
TEL:0742-48-8561
用語解説
デジタル教科書
電子書籍として配信・提供される教科書の総称。利点として、音声や映像などのマルチメディアコンテンツとの連携が容易、大量のデータを持ち歩ける、ネットワークを通じての配布や情報が更新できる、などの点がある。
ムーク(MOOC)
Massive Open Online Courses の略称。2008年カナダではじまった講義無料公開の活動で、オープンエデュケーションとしてはもっとも成功している。2012年に米国でブレークし、百万人単位の学生にインターネット上で無料の講義を行い、修了証(有料)まで発行するという活動に発展した。ニューヨークタイムスは、2012年を”The Year of the MOOC”と呼んだ。
JMOOCはその活動の日本版であり、2013年4月から講義公開が行われている。東京大学本郷教授の「日本中世の自由と平等」は1万5千人の受講者を獲得していた。
放送大学MOOC (OUJ OOC)
放送大学(英略称OUJ)が主催するJMOOC。2013年4月に、岡部洋一学長「コンピュータのしくみ」、放送大学 山田恒夫教授「にほんごにゅうもん」、2015年1月には帝塚山大学 日置慎治教授「はじめての情報ネットワークⅠ」が公開された。
NPO法人CCC-TIESは、OUJ MOOCに対し、日本初のMOOC用の学習システム(プラットフォーム)を提供した。