TIESのブログ

ペンタブの設定

先日の記事でも軽く触れましたが
一部の先生方に収録用の機材の貸し出しをおこなっています。

講義をおこなうノートパソコン
書き込みをするペンタブレット
USBカメラ
無線マイク...etc

機材をお渡しして使っていただくとなると、先生方のアカウントでログインしていただくことになります。

そうするとどうなるかというと…、
ドライバ類は問題なく動くのですが、
細かな設定などはアカウント別になっているらしく、個別にする必要があります。

その中で困ったものの一つがWACOMのペンタブレットの設定です。
初期設定では使いづらかったり、書き込み用のショートカットが設定されていなかったりします。

講義開始前のわずかな時間でどうすればいいか…。
本来の用途とは少しずれますが、今回はこんな方法で解決しました。

ドライバー付属の設定ファイルユーティリティを使用し、バックアップファイルを作成します。
(下記URL先には書かれていませんが、)この作成したファイルをダブルクリックするとバックアップした設定が反映されます。

参考サイト:WACOM、よくある質問と回答、タブレット設定ファイルユーティリティとは?(設定ファイルの削除、バックアップ、復元について)2015/5/7アクセス。

というわけで、このバックアップファイルを作成し、機材を使用される先生方に
必要なソフト(書き込みソフトや、USBカメラの映像を出力するソフト等)と一緒にお渡ししました。

先日の発表者ビューの件もそうですが、
探せば案外解決策はあるものですね。

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前と同じトラブル…だけど?

本日の収録の準備時に、マイクの音がOpen Meetingsに入らないトラブルが起こりました。
幸いなことに時間には余裕があったので、収録に影響はありませんでした。

実は先日よりFLASHかブラウザの調子が悪いようで
Open Meetingsに音声が入らない、Youtubeの再生ができない等が起こったりもしていたため、
今回もそれが原因かと考えつつ、状態を確認しました。

収録時の音声関連の構成を大きく分けると3つに分かれます。
①無線マイクの送信機~受信機
②無線マイクの受信機~パソコン
③パソコン~Open Meetings(ブラウザ)
P1090032
(ひとめでわかるすばらしい解説図)

例えばFlashの調子が悪い件は③に原因があるということになります。
今回は…、受信機の音声波形は動いているので①は問題ありません。
次に②を確認…、録音デバイスを確認したところ、パソコンに音声が入っていませんね。
音声が届いていないという結果は同じなものの、原因は別物のようです。

パソコンに音が入らないということは…、気になった点を確認すると原因が見付かりました。
マイクとスピーカー用の端子が逆に差さっているようですね。
…、うん。ここまで引っ張っておいて…
凡ミスでしたー(つω`*)テヘ

同じようなトラブルでも原因は様々です。
今後は同様のことが起こっても誰でも対応出来るよう
簡単なトラブル時のチェック方法を作成しています。

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年度内のシンポジウムに向け準備中

まだ企画段階ですが
3月に大阪でシンポジウムを開催いたします。

もう2か月ほどしかないため、直前になってバタバタして失敗しないよう準備を急いでいます。
CHiLO Bookの作成なども入ってくるかもしれないため、出来る時に進めておく必要があります。
配線図
(作成中の会場での配線図…わざとぼかしています)

さて、これを進めるにあたり今回使用する会場の設備を確認していたところ、
プロジェクタを使用する際の注意点…対応している端子やサイズなどがHP上に丁寧に説明されていました。

貸会場を利用する立場としては、講演の先生方との事前連絡する際に、講演環境の必要な情報を伝えやすく、とても有難いです。

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機材の確認について

TIESでは日々の講義の収録サポートにて機材の準備をおこなうため、
頻繁に機材の出入りがあります。
そのため、毎日の終わりに機材の有無をチェックをしています。

このチェックなのですが、結構な数があり毎日行うとなるとそこそこの時間が必要になってきます。
ただ、中にはほとんど使わない予備の機材なども含まれているため、
最低限の予備だけは残しておき、
使用頻度の低いものは週に1度や月に1度程度の確認にするなどを検討しています。

様子を見ながら一旦この方針で試してみようと思います。

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レーザーポインタあれこれ

今回はレーザーポインタについて。
P1090023

ご存じかと思いますが、主な用途は指し棒のように
説明している部分を指し示すために使用されます。

ただ、レーザーを投影するだけでなく、
付属のレシーバーを接続することで
PCの操作も可能になっています。
P1090024

このレーザーポインタは、
左右キーでパワーポイントなどのページの進む・戻る。
左右キーの長押しでスライドショーの開始・停止などが出来ます。

いいレーザーポインタだと、
キーボードがついているものや、
トラックボールがついていてマウス感覚でパソコン操作が出来るものもあります。

ただ、うちの用途では
講義やイベントの発表時に講演者の方にお貸しする際くらいなので、
あまりに機能が多くても活用していただけないばかりか、
かえって混乱を招く原因にもなりかねません。

レーザー機能と進む戻る程度でコンパクトに収まっているこの機材は
必要十分な機能のみを備えており、なかなか使い勝手がいいです。

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機材がトラブル中-3

前回までのお話
USB端子からデジタル映像を出力する機器があれば、
レコーダへの映像入力が可能という結論になりました。

そこで、実際このように配線して試してみると、ある問題が発生しました。
P1090019

ノートパソコンとレコーダとモニタ(スクリーン)に同じ映像を出したいのですが、
ノートパソコンのUSBからレコーダに映像を出力し、
ノートパソコンのRGB出力からモニタ(スクリーン)に出力したところ、
3か所に同じ映像を出力が出来ませんでした。(画像右側)
配線
やむなく、レコーダからの映像出力をRGB映像に変換し、モニタ(スクリーン)に繋げることで
それぞれに同じ映像を表示させることが出来ました(画像左)。
P1090021

変換する箇所が増えてしまい、少し複雑になってしまったもののなんとかうまく映りました。

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パソコンのアップデート

TIESの授業収録で使用するパソコンでは、セキュリティ対策のために
定期的にOSやソフトウェアを更新しています。
中でも録画を行う際に使用するソフトは、大体以下のようなスケジュールで
定例アップデートが公開されています。

  • OSのアップデート…月に1回
  • FlashPlayer…3か月に1回
  • Java…四半期ごとに1回

これ以外にも、脆弱性が見つかり、緊急アップデートが行われることもあります。
特にFlash Playerは実質月に1~2回の間隔になっています(参考)。

脆弱性が多く見つかるという理由から、JavaやFlashPlayer等のプラグインは、
必要がなければインストールしない方がよいという意見もあるようですが、
うちのシステムではインストールしないことには収録ができません。仕方ないね。

そんなわけで、常日頃からソフトウェアの更新等、セキュリティ関係の情報には
敏感になっておきたいと思う今日この頃です。

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機材がトラブル中-2

前回のお話で、
PCの映像はVGA端子のRGB(アナログ)出力
レコーダの入力はDVI-Dのデジタル入力(DVIのアナログ部分が破損中)
という所まで判明しました。

アナログの映像をデジタル映像に変換するのは少し難しいようで、
簡単なアダプタではなく、きちんとした変換機器が必要なようです。
P1090016
ですが、講義の邪魔とならないように教卓のうえをなるたけすっきりさせておきたいということに加え、
あまり大きな機材が必要になってしまうと設置の手間が増えてしまうという懸念もあります。

そこで考えたのが、パソコンのUSB端子からデジタル映像を出力する機器です。
USBから映像データを出力するため、少しCPUを余分に使用することになりますが、
問題のサイズはコンパクトに収まり、手間もあまり掛からない準備が可能です。

レコーダ本体の修理が出来るのが一番の理想だとは思いますが、
Lecture Recorderは修理サポートがないため、当面はこれで経過を見てみます。

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機材がトラブル中-1

以前ご紹介したLecture Recorderについて
収録のバックアップ用に使用しているPC映像の録画機です。
最近たまに調子が悪くなってしまいつつもだましだまし使用しています。

今回は映像の入力が不調のようで、映像を読み込まない、
もしくはノイズが入った状態になってしまいました。
実際は他にも機材を使用しているので多少変わりますが
この場合大きくわけて3つの原因が考えられます。

1.ケーブルに問題がある(断線しているか差し込み口が壊れた)
2.本体の映像入力部分に問題がある(差し込み口が壊れた)
3.本体に問題がある(分解しないと分からない部分が壊れた)

1番だとケーブルを交換すれば済むのですが、2、3番についてはお手上げです。
まずは同じ種類のケーブルを交換して確認していったところ、ノイズが酷くて使い物になりませんでした。
そんな中、普段使用しないケーブルを試したところ、クリアな映像が現れました。
さて、これでようやく原因が絞れてきました。

このレコーダーの映像入力はDVI入力に対応しており、普段はノートPCのVGA端子から繋げているため、
DVI-Iに変換して接続しています。
P1090010

これは普段使用しているDVI-Iケーブルです。
アナログ・デジタル両対応の優れものです。
P1090014
このケーブルは右側の※印のようになっている部分でアナログ信号を送っています。

綺麗に映ったのはこちらの方、DVI-Dケーブルです。
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こちらのケーブルは右側が-となっており、デジタル専用のケーブルです。
うーん…ということは、アナログを伝送する部分の※のような部分が不調ということでしょうか。

原因は分かったものの、今のノートPCからはデジタル映像の出力は出来ないため、
このままではレコーダを使用出来ません。
さて、この状況でどうすればいいのでしょうか。

続きはありますが、長くなってしまうので今回はここまで。

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ペンタブレットのシート

今回はこれまでもしばしばブログに登場しているおなじみのペンタブレットについてのお話です。
(過去の関連記事については後述)
P1070997
その中でも、TIESでおこなっている紙の使用についてご紹介いたします。

デジタル機器のペンタブレットを使用しているのに紙を使用?と思われるでしょうか。
ですが、この場合の紙の使い方は紙に直接書き込みをするということではもちろんありません。
では、どのように使うのでしょうか。

TIESが所有しているペンタブレットは3種類ありますが、
現在収録で使用しているものは、書き込み面のシートがツルツルしています。
使い比べてみた結果、ツルツルのものは少し滑ることもあり、書き心地がよくないようです。

さて、ではどうするかと考えていたところ、書き込み面に紙を貼りつけておくと
紙に書いているような自然な書き心地になるという話を聞きました。
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早速試してみると、確かにこれが書きやすい!先生方にも試していただいた結果、大変好評でした。
そのため、この型のすべてのペンタブレットにて紙を張り付けています。

さて、貼り付ける紙はA4サイズのコピー用紙から不要な分を切断して貼り付けるのですが、
イザ合わせてみると、タブレットの書き込み面の横幅と用紙の短い側の1辺の長さがピッタリ同じサイズでした。
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これは長い分を切り取るだけで済むので張り替える際もお手軽で便利です。

シートの長さで折り目を付け、余剰分を切断します。
切断面は若干荒れてしまうため、目に付きづらい奥側になるようにし、四隅をテープで固定して終了です。
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もし古いツルツルのペンタブを使用されている方は是非一度お試しください。
紙を一枚貼り付ける。それだけでうんと快適になったペンタブライフを過ごせることでしょう。

【過去の関連記事】

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